こんにちは。
肝心な建築・不動産ネタはそっちのけ。
このブログのメインになりつつある「暮らしを彩る【音楽】について」ですが、
コアな読者に支えられながら、今回も張り切って紹介したいと思います。
もちろん、建築・不動産・リノベーションについても更新していきます…
…
今回紹介する音源はこちら。
Ego Death / The Internet
昨年発表されたロサンゼルスのR&B、HipHopバンド The Internet の3作目。
おそらく、現在最もメロウでセクシーでホットなバンド The Internet。
LAのクリエイティブ集団(この時点でオシャレすぎる。)OFWGKTA(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)の唯一の女性メンバー、シド・ザ・キッドと気鋭クリエイター、マット・マーシャンズの2人を中心に2011年に結成。
自称クリエイターとはわけが違う…
2、3年前からR&B、HipHop界隈でバンド形態が流行りだしたのは、
おそらくこの二人の影響。
と、いうのも元々は男女デュオの形でスタート(1stアルバムも素晴らしい)したのですが、2012年に発表された2ndアルバム「Feel Good」では編成を2人から5人に変え、バンドサウンドを前面に出した作品に。この作品がとにかく衝撃的にかっこいい。だからバンド形態が流行った。理由はそれだけです。
そしてこの最高傑作と誉れ高い3作目「Ego Death」。ゲストアーティストも豪華。
なかでも2曲目「Gabby」に参加しているJanelle Monáe。
この女性には今後も要注目だと思います。
ここ何年か個人的に…というより、もはや世界的に盛り上がっている
R&B、HipHop、Jazzシーンの黒人勢。
特に昨年2015年は豊作の年でした。
R&BシーンではD’Angeloが15年ぶりの新譜「Black Messiah」を発表。
HipHopシーンではKendrick Lamarがスピリチュアルジャズ×ヒップホップの文句なしの大名盤「To Pimp a Butterfly」を発表したと思えば、
Jazzシーンでは期待の新人Kamasi Washingtonが3枚組180分!!の気合入りまくりデビュー作「The Epic」を発表。
そして今回取り上げているThe Internetの極上にメロウでアーバンな傑作
「Ego Death」。
日本でもceroというバンドがブラックミュージックを取り入れた名盤
「obscure ride」を発表しましたしね。(このアルバムは後々紹介したいです。)
…話が脱線しました。
The Internetを聴くなら夜がいいと思います。
昼に聴くとメロウすぎて仕事が手につきません。
ちなみにThe Internetですが今年のフジロックの1日目に出演します。
ついでにKamasi Washingtonは3日目に出ます。
アルバムのオープニングナンバー。
いや、もう初っぱなからメロウすぎて…
Janelle Monáeはいませんが…
このパフォーマンス映像もかっこいい。
もうダメだ…とろけそう…
最後に夏はすぐそこということでサマーアンセムを。