2017-12-12

「丘の上の邸宅」⑬ 和室について


岡崎市 I 様邸新築工事 「丘の上の邸宅」 は大工工事・クロス貼りが終わり、

設備系の工事が進んでおります。

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玄関アプローチのタイル貼りもビシッと完了。

右奥のスペースにはシンボルツリーが植えられる予定。

 

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この日は電気屋さんとエアコン屋さんが作業をしていました。

クロスが貼られたことで部屋全体が明るく感じられます。

 

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こちらはトイレ。奥様が決められたアクセントクロス、

とても良い感じでした。

 

クロス決めは内装を決める際の難航ポイントの一つ。

ひとえに白いクロスと言っても微妙な色の違い・質感の違い・メーカー違いで何百種類とあり、考えれば考える程答えが出ず、最終的に「あれ?今なにを決めてるんだっけ?」となることもしばしば…

今回は比較的悩まず?決まった?方かもしれません。

 

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こちらは2階寝室の木調クロス。

当初ログハウスにしたいと仰っていたお施主さんの拘りが感じられます。

 

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こちらは一階の和室。

個人的に壁紙と木の絶妙な色のバランスに、とてもぐっときてます。

和室だけど、なんだか北欧っぽいやさしさがあります。

天井のクロスもクール。

ここにバシッと畳が敷かれたら…。

 

昨今では和室を設けない住宅が多いですよね。

たしかにソファーやベッドは置けないし、このスペースを活かしきるのは現代の日本人のライフスタイルでは難しいかもしれません。(事実、私も自宅マンションをリノベーションした際和室を無くしました。)

ただ、日本好きの外国の友人たちに高確率で聞かれるのが、

「Do you have a Tatami  room?」

「お前んち畳(和室)ある?」

です。

無いと答えると、「なんで日本人なのに無いんだ!?」 と怒られます。

私たちには当たり前でも、彼らにとっては日本でしか味わえない貴重なものなんですね。

なんだか文化の継承の大切さを考えさせられます。

 

まだまだ紹介したいお施主さんのこだわりポイントがありますが、

それはまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








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