こんにちは。
これまでリノベーションのための「内見時のポイント」シリーズ
を書いてきましたが、
今回は「販売図面」の見方について知っておいて欲しい事をお話します。
そう、不動産屋の窓にベタベタ貼ってあるあの紙についてです。
今回の記事を読んで、
「いや、ほんと得した!!目からウロコ!!みんなに教えたい!!」
とはなりませんが、物件探しの「軸」作りに一役買えればと思います。
不動産屋の「ほんとオススメです!!」を鵜呑みにせず、
冷静に物件選びをしていただけたらと思います。
なんといっても住むのはお客様ですからね。
では今回の特集「販売図面」の情報に関してです。
上の画像が「不動産の基本情報」が満載の「販売図面」と言われる資料です。
マンション名や価格のほか、最寄り駅からの徒歩距離など
様々な情報が載っています。
が、今回は徒歩距離について説明したいと思います。
【駅からの距離にご注意】
「岡崎駅 徒歩8分(600m)」と記載されていますが、
この駅歩について疑問に思われたことはないですか?
歩幅や歩く速さは人それぞれなのにどうやって決めているのか…
決して、「部長!私が歩いたら8分だったので8分にします!」
のような決め方をされているわけではありません。
しっかりと駅歩についての決まりがあります。
●80m=1分で計算されている
●マンションエントランスから駅入口までの距離
この2つは知っておいていただきたい。
つまりですね、家の扉からホームまでの「Door to Door」ではありません。
利用されたことがある方ならご存知だと思いますが、
岡崎駅は駅の入口から改札まで1分、ホームまでなら2分はかかります。
朝弱い派にとって朝の1、2分は 死活問題ですよね。
ですので覚えておいていただきたい。
「販売図面」の駅歩は「マンションから駅の入口」だと言うことを。
次に「80m=1分」問題です。
これはとにかく80mが1分なんです。
たとえ歩くのが遅かろうと、駅までの道のりに坂が多かろうと、開かずの踏切があろうと、信号が多い道だろうとそんな事は関係なく、単純に距離から時間を算出しているので、実際に歩いてみると記載されている時間より5分くらい時間がかかることはよくある話し…。
ですので、実際に現地を歩くのはとても大切です。
電車を日常的に使われる方は購入前に一度駅までの道のりを確認しましょう!